不動産投資の5つのリスク!確実に収益を上げるためのリスクコントロール法 Vol.1
- 不動産投資
- 2016.03.10
不動産投資のリスクをコントロールする
不動産投資は、毎月安定した家賃収入により「長期的」かつ、「安定的」に収益を上げ資産形成していける金融商品であり、かつ、他の金融商品と比較してもメリットが多い。
しかし、まったくリスクが無いというわけでもないのは確かだ。
ただ、不動産投資のリスクのそのほとんどは、リスクコントロールが可能なものとなる。不動産投資を成功させるには、リスクをコントロールする方法を知っておく必要があるだろう。
物件選別においてのリスク
不動産の世界でよく言われている事に「千三つ」という言葉がある。これには、物件選別において良い物件に巡り会い、かつ良い条件で話がまとまるケースは、1,000件のうち3件しかないという意味もある。もちろん、投資家にもよることだろうが、あながち間違いではない。
この言葉からわかるリスクは投資対象として悪い物件に当たる可能性が高いということになる。
例えば、「空室率が高く、入居者が見つからない物件」は不動産投資をしてしまうと取り返しがつかないほど失敗に終わってしまうだろう。また、「修繕費用が余計にかかってしまう物件」や「トラブルが多い物件」も悪い物件に当てはまる。なぜなら、一見入居者が入っているように見えても、なぜか妙にトラブルが発生する物件というのが存在するからだ。このような負の物件を見極めるのは、不動産投資をすでに行っている人でも難しいと言われ、このようなリスクを回避する方法は「信頼できるプロのアドバイス」を素直に聞くのが一番である。
空室が発生するリスク
空室が多いということは、「収益が下がりキャッシュフローが回らなくなる」可能性が高まるということ。不動産投資において、これは最大のリスクになるだろう。しかし、中には常に満室で退去空室待ちがあるような収益物件もある。そのような人気物件は、駅近など利便性が良いだけでなく、人気物件になれるようにニーズを押さえプロデュースされた物件だったりするのだ。ただ、普通の物件でも人気物件に変貌させることが可能ということは、逆に空室リスクをコントロールすることも可能と言える。
近隣の競合物件を調査して、賃料、敷金・礼金などを優位になるように下げることで空室リスクを避けることも可能だが、最近では、入居者のニーズを把握したリフォーム&リノベーションで物件をバリューアップさせるのが効果的な方法と言われている。
もちろん、物件があるエリアに入居者が求める利便性、設備を備えることは最低限しておきたいところだ。