不動産投資の初心者でも5ステップでわかる「不動産投資の流れ」 Vol.1
- 不動産投資
- 2016.09.07
不動産投資の特徴
まず、不動産投資の流れを話す前に、不動産投資の特徴に触れておこう。
「不動産投資」は非常にオリジナル性溢れる投資商品である。株式投資とは違い、不動産の場合は、その投資対象は世界に1つしか無いからだ。同じような地区、同じような条件でも、それは似ているに過ぎず、全く同じ価値があるとはいえない。だからこそ、物件ひとつひとつが唯一無二の存在となり、人によっては投資価値が無い物件でも、他の人からすればお宝物件となり得るのだ。
しかし、不動産には「流動性に乏しい」という側面もある。流動性が乏しいとは、そんなに頻繁に買ったり売ったりできないということだ。また、動かす資金が多額なために流動性が乏しいという理由もあるだろう。1回の投資にかかる資金が多額ということは、それだけ他の投資対象よりも、複数所有しにくいということになる。